いとしろカレッジ第2期 卒業生の声
2018.04.06 カレッジ風景
いとしろカレッジ2期は、本当に幅広い年代で学び合うことができました。
今回は遠方から公共交通で通う方も多く、車で通う受講生が同乗させてくれたりと、行き帰りも一緒に過ごす中で、さらに絆が深くなっていった印象でした。年長の2名は、カレッジを通じて石徹白で何か役割があると確信し、この春から石徹白へ拠点を移し、活動を開始するようです。楽しみですね!
講座の中での写真とともに、いとしろカレッジについて語ってれた卒業生の声をどうぞ!
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●岩月宏美 愛知県春日井市在住
面白そうな講座が集まってる!と興味を持ち、応募するかたくさん迷って参加しました。カレッジでは、昔から続いてきた暮らしを体験し、石徹白の豊かな自然にエネルギーをもらいました。講師の方や集落の方から、未来に繋ぐ暮らしを学びました。同時に、私は消費社会の一員だと気づきました。自分の行動も、未来に影響を与えると感じるようになりました。ゆるやかな時間の中に、深い学びがあります!また半年間、共に学ぶメンバーは、何でも話せて信頼できる仲間になりました。親戚が増えたようです。
●岩田義一 愛知県犬山市在住
私がいとしろカレッジに縁を頂いたのは、もともと20年ほど前に石徹白に何度か渓流釣りに来ていまして石徹白の事は自然がいっぱい残っている素晴らしい所と知っていました!当時はまだ今のように若い人達が移住を考えるような環境でもなく集落の人たちとも会話が出来るようではありませんでした。そんな時たまたまいとしろカレッジのホームページを見つけたのがきっかけでカレッジに申し込みしました、
入校式の時私が最高齢で(73歳)のおじさんでも若い人達とも心を込めた会話ができるカレッジの素晴らしさを感じる事が出来ました。地元の人たちともこの事を機会に交流ができて楽しい8回の講習を受ける事が出来ました。
●小泉香織 静岡県静岡市在住
今一度、生きる事を考え直したかった。自然の中に帰り、感覚を取り戻したくいとしろカレッジに参加することになりました。麻痺していた自然を感じる感覚が甦り、石徹白に住む人々の姿勢から、我や人間が主ではなく、自然に寄り添い寄り添われ生きる姿を学びました。また、あらゆる人生の道の上で出会った受講生の仲間と、講座を重ねる毎に心の深い所にある気持ちを表現し合えた事は賜物でした。弱さの中にある美しさを大事に生きていきたいと思います。
●藤田俊紀 東京都立川区在住
まるで導かれるように、石徹白への移住まで決めてしまった藤田です。縁あって昨年の第二回「いとしろカレッジ」に参加しました。最初に中居神社で奉納をした時に、思い込みかも知れませんが、「ああー呼ばれている。」と感じ、その時石徹白への移住を決めてしまっていたように思います。その後、カレッジに参加するにつれ、ますますその感じは強くなり、とうとう今年3月に東京の治療室を閉め、4月の石徹白への移住の第一歩に踏み出しました。今後どういった展開になるのか、全くの未知数ですが、とにかくワクワクしています。それだけ石徹白の魅力は大きいものでした。
特に感じたのは、「自然」とそこに住む「人たち」の懐の大きさと、深さでした。とにかく「いとしろカレッジ」のすべてが、私に取っては素晴らしいものでした。「百聞は一見にしかず」と言います。是非一度石徹白に来てみて下さい。必ず得るものは大きいと思います。
●松井里江 福井県福井市在住
初めていとしろを訪れた時、この地をもっと感じたい!!直感的にそう思いました。カレッジがスタートし、いとしろの自然の中に身を置くと、大地とつながっていく、五感が冴えわたっていく、何かに包まれていく感覚がありました。これまでの概念の崩壊。私たちは宇宙の一部ですべてがつながり循環していること。マクロな視点で見ながらミクロな今ココを生きている自分。『生きる力』そのものも得られたのだと思いますが、それ以上に生きることがより楽しくなった、楽になった、そんな感じです♪いとしろLOVE♡
●横山博昭 愛知県小牧市在住
いとしろカレッジに興味をもったのは、友人が更新するFacebookの投稿を見ながら、地域再生や田舎暮らしに、興味があり、人見知りな私としては(笑)不安でしたが、参加して良かったです。ちょっと離れた場所に帰るところが出来た感じです。老若男女が世代間格差を感じさせず、思いを共有出来たことが財産です。